『タッチ』など、たくさんの人気コミックを世に送り出してきたことで有名な漫画家である、あだち充さん。
今回は、そんなあだち充さんについて、いろいろな話題を取り上げていきたいと思います。
あだち充さんとは、いったい、どういった人物だったのでしょうか。
また、有名人といえば、気になるのがその結婚相手。
ということで、あだち充さんが結婚した嫁についても、調べてみました。
あだち充さんは、嫁との馴れ初めはどのようになっていたのでしょうか。
また、あだち充さんの嫁が、『タッチ』の浅倉南など、あだち充作品のヒロインのモデルなのかどうか、あだち充作品のヒロインがみんなおなじ顔である理由についても、見ていきたいと思います。
それでは、さっそく、ご覧ください。
あだち充と妻の馴れ初め
有名な漫画家であるあだち充さんですが、その嫁はどういう人だったのでしょうか。
あだち充さんと嫁の馴れ初めなどが気になりますよね。
そもそも、あだち充さんは結婚していたのかということですが、していました。
さて、そんなあだち充さんの嫁と、嫁との馴れ初めなのですが、なんと、あだち充さんの嫁は、12歳年下で、かつてのアシスタントだったとのこと。
ちなみに、あだち充さんは、現在71歳ですから、嫁は59歳ということになります。
こうした経緯ですので、2人の馴れ初めは仕事関係ということになるのでしょうね。
あだち充の妻は浅倉南のモデル?
このようなあだち充さんの嫁ですが、なんと、『タッチ』のヒロインの浅倉南のモデル?とも言われていたとか。
真偽のほどが興味深いですが、こちらは明らかになっておりません。
なお、すでに述べました通り、あだち充さんの嫁は、アシスタントであったものの、『タッチ』連載時のアシスタントだったとのこと。
そのため、状況的に、あだち充さんの妻がタッチのキャラクターである浅倉南のモデルだったというのは事実ではないのではないでしょうか。
あだち充作品のヒロインが同じ顔な理由
さて、あだち充さんといえば、人気作品が多いものの、あることが指摘されています。
それは、どの作品もヒロインの顔がおなじということ。
確かに画像で見ても同じに見えます。
ところが、ヒロインだけではなく、主人公である男性キャラクターはじめ、その他脇役に関しても同じであることが多かったのです。
なにかそれなりに理由があるのか気になりますよね。
これについては正式に理由がどこかに明記されているわけではありません。
しかし、あだち充さん本人が2017年8月15に放送されたフジテレビの朝の報道番組内インタビューで、「あだち劇団(あだち一座)の劇団員がいろいろな役をしている」という考えであることを明かしました。
なお、あだち充さん本人ですら自身が手がけたヒロインの顔をまちがったといいますが、同じ人が演じた別の役なわけですから、あるいみ当然とも言えますね。
あだち充の経歴と作品一覧
それでは、あだち充さんの経歴や、これまでに手掛けてきたコミックについても、くわしく見てまいりましょう。
あだち充さんは、1951年2月9日、群馬県出身の71歳。
高校時代に、『虫と少年』が、『COM』の新人賞で佳作2位となったことがキッカケで、漫画家としての活動を開始しました。
あだち充さんは、その後、石井いさみさんのアシスタントを経て、1970年、『デラックス少年サンデー』において、『消えた爆音』によって、本格的に漫画家としてデビュー。
そして、1978年に、高校野球を描いた『ナイン』を発表したことによって、人気漫画家の仲間入りを果たしたのです。
また、あだち充さんは、『みゆき』や『タッチ』といったヒット作品を次々と発表。
このことによって、あだち充さんは、ラブコメを得意とする漫画家として、さらに人気を博すようになったのでした。
やがて、1982年には、小学館漫画賞少年少女部門を受賞することに。
その後も、『スローステップ』、『クロスゲーム』といった作品を世に送り出して、活躍していった、あだち充さん。
2009年には、『クロスゲーム』で小学館漫画賞少年向け部門を受賞しています。
そんなあだち充さんのおもだった作品には、『ラフ』、『虹色とうがらし』、『H2』、『じんべえ』、『冒険少年』、『いつも美空』、『KATSU!』、『アイドルA』、『QあんどA』、『MIX』など。
アニメ化された作品には、『みゆき』、『タッチ』、『陽あたり良好!』、『H2』、『クロスゲーム』、『MIX』など。
アニメ映画化された作品には、『ナイン オリジナル版』、『タッチ 背番号のないエース』、『タッチ2 さよならの贈り物』、『タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON’T PASS ME BY-』、『陽あたり良好! KA・SU・MI 夢の中に君がいた』など。
ドラマ化された作品には、『陽あたり良好!』、『だから青春 泣き虫甲子園』、『じんべえ』、『H2~君といた日々』など。
映画化された作品には、『みゆき』、『タッチ』、『ラフ ROUGH』などといったものがありました。
あだち充さんは、一般的には、『タッチ』の原作者である漫画家として有名ですが、そのこと以外に関しても、ずいぶんと、いろいろなエピソードがある人物だったのですね。
もちろん、『タッチ』もおもしろい作品ではあるものの、それ以外にも、これだけたくさんの話題があったとは、とてもすばらしいことでした。
あだち充さんには、ぜひとも、『タッチ』のようなすぐれた作品を、これから先においても、まだまだ生み出していってもらいたいですね。