みなさんは降田天さんというミステリー作家をご存知でしょうか?
実は、降田天さんは、1人の人物ではなく、萩野瑛さんと鮎川颯さんという2人のメンバーからなるコンビとなっていました。
ふつうのミステリー作家とは異なった斬新な活動形態だけに、非常に興味深いですよね。
そこでさっそく降田天さんのプロフィールなどを見ていきたいと思います。
萩野瑛さんと鮎川颯さんの画像は、いったい、どういった感じになっていたのでしょうか。
ここでは、降田天さんの発表してきた作品のなかから、おすすめ作品の人気順についても、あわせて見ていきたいと思います。
それではさっそく、ご覧ください。
降田天の経歴
冒頭でも申し上げましたとおり、降田天さんは、萩野瑛さんと鮎川颯さんという2人のメンバーからなる、ミステリー作家コンビ。
萩野瑛さんと鮎川颯さんの個別のプロフィールについては、後ほどゆっくり見ていきましょう。
降田天さんは、日本推理作家協会会員。
「降田天」以外にも、「鮎川はぎの」、「高瀬ゆのか」といった名義もありました。
大学時代の同級生から作家コンビを組むことになって、共同生活を送りながら活動しているという、めずらしい経歴の持ち主なのでした。
おおまかなストーリーは萩野瑛さんが担当し、執筆は鮎川颯さんが担当するという、分業制になっているとのこと。
そんな降田天さんは、2007年に、「鮎川はぎの」名義によって、『横柄巫女と宰相陛下』で、小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門期待賞を受賞したことで、作家デビューします。
2010年になると、「高瀬ゆのか」名義によって、コミックのノベライズにおいて活動していくことに。
そんななか、降田天さんが注目されるキッカケになったのが、2014年に、『女王はかえらない』によって、『このミステリーがすごい!』大賞大賞を受賞したことでした。
そして降田天さんは、2018年に、『偽りの春』によって、日本推理作家協会賞を受賞することになったのです。
日本推理作家協会賞は、日本のミステリー作家にとっては代表的な文学賞ですので、すばらしい快挙だといえるでしょう。
これまでに降田天さんが発表してきた作品は、降田天名義が、『女王はかえらない』、『匿名交叉』、『すみれ屋敷の罪人』、『偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理』など。
鮎川はぎの名義が、『横柄巫女と宰相陛下』、『聖グリセルダ学院の事情』、『ブラッディ・ハニー』、『反逆の花嫁』、『初恋グランギニョル』など。
高瀬ゆのか名義が、ノベライズの『今日、恋をはじめます 初恋のプレリュード』、『僕等がいた 君がいた季節』、『失恋ショコラティエ ショコラなしでは苦すぎる』、『娚の一生』、『海街diary』などとなっていました。
これからも降田天さんのさらなる活躍を見守っていきたいですね。
降田天のメンバー萩野瑛と鮎川颯の経歴
続いては、降田天さんのメンバーの萩野瑛さんと鮎川颯さんのプロフィールを見ていきましょう。
萩野瑛さんは、1981年9月、茨城県の出身で、2021年1月現在の年齢は、39歳となっています。
最終学歴は早稲田大学第一文学部総合人文学科卒業。
前職は辞書の編集プロダクション勤務でした。
「降田天」としてはプロットづくりの担当です。
鮎川颯さんは、1982年3月、香川県の出身で、2021年1月現在の年齢は、38歳となっています。
最終学歴は早稲田大学第一文学部総合人文学科卒業。
前職は法律事務所勤務でした。
「降田天」としては執筆の担当です。
降田天のメンバー萩野瑛と鮎川颯の画像
降田天さんは、ネーミングからはよく分かりにくいものの、性別は両方とも女性です。
そこで、萩野瑛さんと鮎川颯さんの画像も見てみました。
個人的な感想ではありますが、萩野瑛さんはプロット担当、鮎川颯さんは執筆担当なわけですが、いかにもそういった感じがする風貌ですね。
萩野瑛さんは頼もしそうで、鮎川颯さんは緻密な作品を手掛けているようなふんいきなのでした。
大学時代からコンビを組み続けているのは、そうとうな信頼関係があってのことでしょうし、今後も活躍を祈りたいと思います。
降田天のおすすめ作品の人気順
これまで降田天さんの発表してきた作品のうち、おすすめ作品の人気順は、ダントツは、なんといっても、『女王はかえらない』でしょう。
小学校でスクールカーストのトップにいた少女が、東京から転校して来た少女によってその地位を脅かされ、権力闘争に発展していくという内容です。
続いては、『偽りの春』。
そして、それ以外の作品ではないかとみられます。
とはいいましても、降田天さんはきっと、これからもすぐれた作品をもっと送り出してくれることでしょう。
降田天さんは、作家としての活動形態も、作風も、とても注目に値する人たちでした。
過去の作品を凌駕するような新作の発表が待たれますね。
2021年以降の動きにもしっかりと注視していきましょう。