今回は、漫画家の木多康昭さんについて、特集していきたいと思います。
木多康昭さんといえば、これまでに、その代表作である『喧嘩稼業』によって、よく知られてきました。
ところが、実は、『喧嘩稼業』は、これまでに長期間におよんで休載されていたのですね。
なぜ、『喧嘩稼業』は、これまでに長期間におよんで休載されていたというのでしょうか?
また、木多康昭さんが休載から復帰して、『喧嘩稼業』の連載を再開するのは、いったい、いつのことになるのでしょうか。
それではさっそく、木多康昭さんと『喧嘩稼業』について、それぞれ、取り上げていきますので、ご覧ください。
木多康昭のプロフィール
木多康昭さんは、1969年6月19日、千葉県出身の52歳。
1995年に、『夜明け前』でホップ☆ステップ賞佳作を受賞し、『仮面の告白』で漫画家デビューしました。
さらに、同年には、『海に生くる人々』で赤塚賞佳作を受賞しています。
以後、1996年からは、『週刊少年ジャンプ』で『幕張』を連載。
1999年からは、『週刊少年マガジン』で『泣くようぐいす』を連載。
2002年からは、『週刊少年マガジン』で『平成義民伝説 代表人』を連載。
そして、2005年からは、『週刊ヤングマガジン』で『喧嘩商売』を連載して、現在に至っていたのです。
木多康昭の『喧嘩稼業』とは
そんな木多康昭さんの漫画家としての最大のキャリアである『喧嘩稼業』についても、見ていきましょう。
『喧嘩稼業』は、当初、『喧嘩商売』というタイトルにて、『週刊ヤングマガジン』において、2005年から連載がスタート。
この『喧嘩商売』は、2010年に第一部が終了して、以後、休載となりました。
ところが、2013年、第二部がスタートして、現在の『喧嘩稼業』に改題されたのですね。
『喧嘩商売』は、東京都から栃木県に転校してきた佐藤十兵衛という喧嘩が強い高校生の喧嘩に明け暮れる日々を描いていきます。
やがて、佐藤十兵衛は有名になっていき、彼のもとには、名うての喧嘩が強い猛者たちが押し寄せてくることに。
それは、ヤクザを始め、元プロ格闘家、空手選手など、そうそうたるものだったものの、佐藤十兵衛は彼らを次々に破っていったのでした。
そんななか、佐藤十兵衛は、ある日、ヤクザに雇われた工藤優作という男と喧嘩をすることになりますが、まさかの敗北となってしまいます。
以後、佐藤十兵衛は、入江文学に弟子入りして、トレーニングに励んでいき、工藤優作とふたたび戦うことにするのでした。
『喧嘩稼業』は、引き続き、佐藤十兵衛と工藤優作のバトルを描いていきます。
佐藤十兵衛は、工藤優作とトーナメントで戦うために、苦労の末、出場する権利を獲得。
そして入江文学たちといっしょにトーナメントが実施されるマカオに行くのでした。
こうして、佐藤十兵衛、入江文学、工藤優作らによる、壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされることになります。
あまりにも、スケールが大きすぎて、もはや、ただの喧嘩ネタの漫画ではないため、おどろきますね。
そんな木多康昭さんの『喧嘩稼業』は、しかし、これまで休載されていましたので、こちらについても追っていきたいと思います。
木多康昭の『喧嘩稼業』が休載された時期や理由は?
では、木多康昭さんの『喧嘩稼業』が休載されてきたのは、どうしてだったのでしょうか。
『喧嘩稼業』は、2020年2月から休載されていました。
これまでも不定期に近い連載頻度でしたので、ファンも休載当初はいつものことだと思っていたようです。
ところが数週間どころか数ヶ月たっても一向に連載開始される気配がなく、気づけば1年を遥かに超える期間、長期休載となってしまいます。
木多康昭さんのツイッターによれば、新型コロナウイルスのせいで、思うように仕事が進まなかったとつぶやいていました。
また、木多康昭さんは、以前にも、2015年に、足の骨折によって休載したこともあったとか。
今回の休載も、新型コロナウイルスは、自身が罹患したという意味ではなく、他の病気などでもなければいいのですけどね。
具体的には不明なものの、木多さん本人は「ガチ取材」と語っており、いずれ再開することは間違いないようですが・・・。
木多康昭が『喧嘩稼業』を連載再開するのはいつか
このように、木多康昭さんは、『喧嘩稼業』を休載していた経緯が不明だったのですが、それでは、連載が再開されるのは、いったい、いつのことなのでしょうか?
残念ながら、『喧嘩稼業』の連載を再開させるのがいつなのかは、まったく予想できない状態でした。
なぜならば、木多康昭さんは、ツイッターは続けていたものの、なぜ『喧嘩稼業』を休載しているのかについては、具体的には言及していなかったからです。
なにはともあれ、木多康昭さんの『喧嘩稼業』休載の理由と連載再開の情報が知りたいですね。
ということで、今回は、木多康昭さんと、その代表作である『喧嘩稼業』について、見てまいりました。
かなり魅力的な内容になっているだけに、これまで休載されてきたのは、あまりにも惜しいことだと言わざるを得ないかと思います。
それだけに、木多康昭さんが早く『喧嘩稼業』の連載を再開してくれればうれしいですね。
ぜひとも、ふたたび、『喧嘩稼業』において、佐藤十兵衛と工藤優作のバトルを拝むことができることに期待しましょう。