【芥川賞】砂川文次『ブラックボックス』
【直木賞】今村翔吾【塞王の楯』 と 米澤穂信『黒牢城』

鴻池留衣「フェミニストのままじゃいられない」のあらすじやネット上の感想とタイトルの意味を考察

鴻池留依「フェミニストのままじゃいられない」掲載の文學界12月号の表紙画像

2021年も11月になって、すっかり年末が迫ってきました。

さて、この時期になると、どうしても注目せざるを得ないのが、芥川賞や直木賞ではないでしょうか。

すでに、複数の作家たちの作品が20221月に発表される芥川賞や直木賞の候補になるのではないかとみられているなか、今回、取り上げていくのは、鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』。

あまりにも印象的なタイトルですが、はたして、鴻池留衣さんのプロフィール、『フェミニストのままじゃいられない』の内容は、どうなっていたのでしょうか。

ここでは、『フェミニストのままじゃいられない』のあらすじ、ネット上の感想、タイトルの意味を見ていきますので、ご覧ください。

鴻池留衣のプロフィール

鴻池留衣さんは、198721日、東京都出身の34歳。

学歴は、埼玉県立熊谷高校卒業、慶應義塾大学文学部仏文科中退です。

2016年に、『二人組み』によって新潮新人賞を受賞して、作家デビューしました。

2019年には、『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』によって芥川賞にノミネートされています。

すでに芥川賞にノミネートされた実績があったゆえに、『フェミニストのままじゃいられない』にも期待したいですね。

鴻池留衣『フェミニストのままじゃいられない』のあらすじ

鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』は、202111月刊行の『文學界』202112月号に掲載されていました。

『フェミニストのままじゃいられない』といえば、やっぱりタイトルが独特であると言わざるを得ませんね。

そこで、どのような内容だったのかが気になりますが、タイトルとはかけ離れた、実に意外なものだったのでした。

小説の中で連続殺人事件が発生して、それを舞台化していくというストーリーだったのです。

登場人物には、脚本家、演出家、役者といった面々が出てきます。

そして、発生してしまった殺人事件を舞台化していくうえで、脚本家、演出家、役者といった人々の隠された思惑が描かれていくという流れになっていました。

はたして、連続殺人事件の舞台化は、無事に成功するというのでしょうか

そのオチは予測不能なものになっていたといいますから、実に痛快そうですね。

このように、あらすじがそうとう凝った感じになっていた、鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』。

それだけに、芥川賞レースの行方が、ますます必見となること、請け合いではないでしょうか。

鴻池留衣『フェミニストのままじゃいられない』のネット上の感想

鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』に対するネット上の感想には、どのようなものがあったというのでしょうか?

肯定的だったもの、肯定的ではなかったもの、それぞれ、見ていきましょう。

まずは、肯定的だったものです。

登場人物がみんなまともとは思えないからおもしろいというもの。

登場人物がみんな、ある意味、人間らしいというもの。

読了後もしばらく余韻が残ったというもの、などがありました。

続いては、肯定的ではなかったものです。

物語の終わり方が中途半端になっているというもの。

物語を読んでいって、形成された期待感と読後感とがうまく合致しないというもの。

本来のボリュームよりも、もっと少ないくらいに感じたというもの、などがありました。

とにもかくにも、鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』は、ただものとはいえないようですね。

鴻池留衣『フェミニストのままじゃいられない』のタイトルの意味

なんといいましても、鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』は、そのタイトルの意味が不思議ですよね。

はたして、鴻池留衣さんは、「フェミニストのままじゃいられない」というタイトルに、どのような意味を込めたのでしょうか。

こちらは、調べてみたものの、明確な答えは分かりませんでした。

しかし、あまりにも実験的な作風になっていますから、ひょっとしたら、鴻池留衣さんは、「フェミニストのままじゃいられない」というタイトルに、とくに意味を込めていなかった可能性もあるかもしれません。

つまり、連続殺人事件の舞台化という現実と虚構の入れ混ざった作風ゆえに、タイトルもあいまいにしたかもしれないということです。

いずれ、鴻池留衣さん自身によって、その理由が明らかにされればいいですね。

ということで、ここまで、鴻池留衣さんの『フェミニストのままじゃいられない』について、いろいろなことをチェックしてきました。

タイトルと内容のギャップといい、意味深になっていたストーリーといい、これはそうとう瞠目すべき作品だと言えるのではないでしょうか。

芥川賞にノミネートされるというのか、されたら受賞にこぎつけるというのか、まだまったく分かりませんが、ぜひ、じっくりとその行方を見守っていきたいものですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)