三島由紀夫の経歴|おすすめ作品の時系列一覧と映画化されたものを解説

三島由紀夫の画像

20201124日放送のNHKBSプレミアム『アナザーストーリーズ』は日本を代表する文豪として知られている、三島由紀夫さんの特集です。

自衛隊で三島由紀夫さんが割腹自殺したあの事件から、はや50年ということで、あらためて振りかえってみたい作家ですよね。

そこで、ここでは、そんな三島由紀夫さんについて、まとめてみることにしました。

割腹自殺を遂げるまでの三島由紀夫さんの経歴とは、いったい、どういったものだったのでしょうか。

三島由紀夫さんが残した膨大な作品のなかから、おすすめ作品の時系列でのご紹介、映画化された作品のご紹介もいたしますので、これからあわせてご覧ください。

1.三島由紀夫の経歴

『アナザーストーリーズ』は、20201124日、21002200NHKBSプレミアムで放送予定。

1970年、三島由紀夫さんが自衛隊で割腹自殺を遂げた、衝撃的な事件に迫っていくという、興味深い内容となっていました。

司会は松嶋菜々子さん、出演は平野啓一郎さん、語りは濱田岳さんとなっています。

三島由紀夫さんは、1925114日、東京都の出身。

本名は「平岡公威」です。

1941年、『花ざかりの森』を発表したことによって、文学的に注目されるようになりました。

そして終戦後、1947年には、大蔵省に入省するものの、1年で退官し、専業作家となります。

以後、三島由紀夫さんは、話題作を立て続けに発表。

1965年には、ノーベル文学賞の有力候補と報じられるまでになりました。

このようにして、作家としてめざましい成功をはたした、三島由紀夫さん。

一方で、徐々に政治活動にも傾倒していき、1968年には、自衛隊に体験入隊したほか、楯の会を結成します。

そして19701125日、三島由紀夫さんは日本史に残る大きな事件を起こしました。

楯の会のメンバーたちといっしょになって、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地・東部方面総監部において、総監の身柄を拘束。

そのうえで、バルコニーにおいて演説を行い、みずからの主張が聞き入れられなかった結果、楯の会のメンバーである森田必勝さんといっしょに割腹自殺を遂げたことによって、世界中にショックを与えることになったのです。

享年45歳でした。

この事件は、三島事件と称され、さまざまな人々に影響を与えながら、今日に至るまで語り継がれてきました。

このように三島由紀夫さんは、世界的な名声を獲得した作家であるにもかかわらず、なんとも想像不可能な最期を遂げたことで、さらに伝説的な人物となったのです。

その死から50年という区切りを迎えたこともあって、文学的な側面、政治的な側面の双方で、あらためてその人物像を見てみたいものですね。

2.三島由紀夫の学歴

そんな三島由紀夫さんの出身校は、どこだったのでしょうか。

大蔵官僚だったという経歴的に、当然、高学歴かと思いきや、やはりそうでした。

旧制第一高校、東京帝国大学(現東京大学)法学部を卒業していたのです。

作家にならず、大蔵官僚として生きていても、出世したことは間違いなかったでしょうね。

なお、東京大学出身の作家では、ほかに、芥川龍之介さん、安部公房さん、大江健三郎さん、尾崎紅葉さん、川端康成さん、志賀直哉さん、太宰治さん、谷崎潤一郎さん、中島敦さん、夏目漱石さん、武者小路実篤さん、森鷗外さんといった人々がいました。

いずれも大文豪ばかりですから、さすがですね。

3.三島由紀夫のおすすめ作品の時系列一覧

短い生涯に骨太の作品を多数残した、三島由紀夫さん。

そのなかから、とくにおすすめしたい代表作を、時系列順に見ていきましょう。

まずは、1941年に発表された、『花ざかりの森』。

以後、1949年には、『仮面の告白』。

1950年には、『愛の渇き』。

1951年には、『禁色』。

1954年には、『潮騒』。

1956年には、『金閣寺』。

1957年には、『美徳のよろめき』。

1959年には、『鏡子の家』。

1960年には、『宴のあと』。

1962年には、『美しい星』。

1965年には、『春の雪』。

1967年には、『奔馬』。

1968年には『暁の寺』。

1970年には、『天人五衰』と、最低でも押さえておきたい作品が発表されています。

純文学のイメージが強い三島由紀夫さんではあるものの、『美しい星』はSFでしたから、意外でした。

なお、『春の雪』、『奔馬』、『暁の寺』、『天人五衰』は、まとめて『豊饒の海』となっています。

4.三島由紀夫の映画化された作品

三島由紀夫さんの作品には、映画化されたものも少なくありません。

『愛の渇き』、『夏子の冒険』、『潮騒』、『金閣寺』、『美徳のよろめき』、『美しい星』、『午後の曳航』、『春の雪』などでした。

これらはファンでなかったとしても鑑賞しておきたいものです。

今後も、三島作品の映画化が実現すればいいですね。

文学的にも政治的にも、後世に大きなものを残していた、三島由紀夫さん。

その存在感は、あまりにもすごいものがありますね。

20201124日には、ぜひ、『アナザーストーリーズ』で、振り返ってみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)