向田邦子の経歴|小説の代表作やおすすめエッセイ一覧と感想を調査

向田邦子の画像

向田邦子さんといえば、脚本家、エッセイスト、小説家として、おおいに活躍し、直木賞も受賞するなど、日本を代表する作家の1人として知られています。

亡くなってから40年が経っていますが、いまだにその実績が色あせることはありません。

そこで今回は、向田邦子さんについて、そのプロフィールを見ていくことにしましょう。

向田邦子とは、どのような経歴を持った作家だったというのでしょうか。

また、向田邦子さんがこれまでに発表してきた小説の代表作、おすすめしたいエッセイの一覧、それらの感想についても、お届けしてまいりますので、ぜひ、ご覧ください。

1.向田邦子の経歴

向田邦子さんは、19291128日、東京都の出身です。

専門学校卒業後、向田邦子さんは、財政文化社に就職して、社長秘書を務めました。

それから雄鶏社に転職して、『映画ストーリー』の編集部において編集者として働いていった、向田邦子さん。

一方では、脚本を勉強していって、シナリオライターになることをめざしていきます。

そして向田邦子さんは、雄鶏社を退社して、フリーライターに転身。

脚本家、エッセイスト、小説家として活動していくことになったのでした。

以後、向田邦子さんは、もっぱらホームドラマを手掛ける脚本家として、おおいに評価されて、人気になっていったのです。

1980年には、『源氏物語』、『阿修羅のごとくIII』、『あ、うん』といったドラマの脚本によって、ギャラクシー賞選奨を、『花の名前』、『かわうそ』、『犬小屋』といった小説によって、直木賞を、それぞれ受賞することとなりました。

これまでに発表してきた作品には、脚本を担当したドラマには、『七人の孫』、『だいこんの花』、『時間ですよ』、『パパと呼ばないで』、『寺内貫太郎一家』、『蛇蝎のごとく』など。

エッセイや小説には、『父の詫び状』、『思い出トランプ』、『あ・うん』、『男どき女どき』、『幸福』、『蛇蠍のごとく』、『森繁の重役読本』、『だいこんの花』、『源氏物語・隣りの女』などといった作品があります。

しかし、そんな向田邦子さんは、1981822日、突如として、まだ51歳という若さで亡くなってしまったのでした。

作家として取材をするために旅行していた台湾において発生した遠東航空機墜落事故に巻き込まれてしまい、犠牲になってしまったのです。

その後の日本のドラマ界が被った損失は、はかり知れないものがあったといえるでしょう。

作家としての活躍がとても顕著だったゆえに、そのあまりにも早すぎる他界が、きわめて惜しまれますね。

なお、1983年には、向田邦子さんの多大なる功績を記念して、脚本家を対象にした文学賞である向田邦子賞がスタートして、2021現在に至るまで、脚本家の登竜門となってきました。

2.向田邦子の学歴

そんな向田邦子さんの出身校とは、いったい、どこだったのでしょうか。

それは、高松市立四番丁小学校、東京都立目黒高等女学校、実践女子専門学校国語科でした。

なお、実践女子専門学校は、後に、実践女子大学になっています。

実践女子専門学校や実践女子大学の出身者には、浜田百合子さん、旭輝子さん、塩沢ときさん、うつみ宮土理さん、真琴つばささん、牧野美千子さん、小松みゆきさん、長谷川理恵さん、八木依子さん、白石みきさん、木竜麻生さん、和田彩花さん、宮本茉由さんなどといった人々がいました。

3.向田邦子の小説の代表作やおすすめエッセイ一覧

これまでに膨大な名作を残してきた、向田邦子さん。

そこで、向田邦子さんの小説の代表作やおすすめエッセイを見ていきましょう。

向田邦子さんの小説の代表作といえば、『寺内貫太郎一家』。

おすすめしたいエッセイは、『父の詫び状』ですね。

『寺内貫太郎一家』は、東京の下町を舞台として、石屋を経営している一家と、彼らと関わりがある人々をユーモラスに綴りました。

1974年に放送されたドラマ版も有名で、こちらは平均視聴率が30%を超えるという、驚異的な数値をたたき出しています。

ドラマは、向田邦子さんが脚本、久世光彦さんがプロデュースを担当し、小林亜星さんが主演して、高く評価されました。

一方、『父の詫び状』は、表題作の「父の詫び状」をはじめ、「身体髪膚」、「隣りの神様」、「記念写真」、「お辞儀」など、25篇からなります。

『寺内貫太郎一家』とおなじく、家族を描いた作品として、人気になりました。

4.向田邦子の小説の代表作の感想

『寺内貫太郎一家』は、向田邦子さんのキャリアの集大成といえる傑作です。

寺内石材店を舞台に、古風な性格の主人の寺内貫太郎をメインに描かれていく、個性的なキャラクターたちが、とても印象深いものでした。

それにしましても、家族をテーマにして、ここまで書ける作家は、なかなかいないでしょう。

今日のホームドラマに与えた影響は少なくありません。

早いもので、向田邦子さんが他界してから、2021年で40年にもなります。

事故が原因とは、あまりにも惜しまれますが、残した作品は永遠に語り継がれることでしょう。

この機会にあらためて振り返っていきたいものですね。

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