博物館惑星3歓喜の歌(菅浩江)のあらすじと感想|設定と登場人物を調査

博物館惑星3歓喜の歌(菅浩江)の画像

数えきれないくらいのSFの名作を輩出してきた、日本SF大賞。

基本的には小説ながら、それ以外のSFのジャンルも対象になるのが大きな特徴となっていました。

2021年も、そんな日本SF大賞の発表が迫っていて、第41回日本SF大賞の最終候補作が決まっています。

ここでは、第41回日本SF大賞の最終候補作のなかから、菅浩江さんの『博物館惑星3歓喜の歌』に関する話題を見ていくことにしましょう。

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菅浩江さんとは、どういったプロフィールの持ち主だったのか、気になりますので、こちらも含めて、菅浩江さんの『博物館惑星3歓喜の歌』のあらすじ、感想、設定、登場人物を見ていきたいと思います。

それではさっそく、ご覧ください。

1.菅浩江のプロフィール

菅浩江さんは、1963421日、京都府の出身で、20211月現在の年齢は、57歳となっています。

京都府立桂高校在学中の1981年、『ブルー・フライト』が『SF宝石』に掲載されたことによって、作家デビューとなりました。

その後、追手門学院大学を中退した菅浩江さんは、1989年に、『ゆらぎの森のシエラ』によって、作家として再デビューすることに。

以降、菅浩江さんは、SF作家として名を馳せていき、高い評価を受けていきます。

1992年には、『メルサスの少年』で星雲賞日本長編部門。

1993年には、『そばかすのフィギュア』で星雲賞日本短編部門。

2001年には、『永遠の森 博物館惑星』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門、星雲賞日本長編部門をダブル受賞したのでした。

なお、2021年には、『博物館惑星3歓喜の歌』で第41回日本SF大賞にノミネートされて、114日現在、結果待ちとなっています。

ちなみに、第41回日本SF大賞にノミネートされた作品としては、菅浩江さんの『博物館惑星3歓喜の歌』以外にも、林譲治さんの『星系出雲の兵站』。

野崎まどさんの『タイタン』。

立原透耶さんの「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」。

立原透耶さん編の『時のきざはし 現代中華SF傑作選』。

伴名練さん編の『日本SFの臨界点』。

そして北野勇作さんの『100文字SF』がありました。

また、菅浩江さんは、創作活動以外にも、2013年には、文部科学省教科用図書検定調査審議会臨時委員、2020年には、文化庁文化審議会著作権分科会基本政策小委員会専門委員に就任するなど、社会貢献しています。

菅浩江さんが発表してきた作品は、ほかにも、『歌の降る星』、『オルディコスの三使徒』、『暁のビザンティラ』、『不屈の女神 ゲッツェンディーナー』、『末枯れの花守り』、『おまかせハウスの人々』、『放課後のプレアデス みなとの星宙』など、多岐にわたっていました。

そんな菅浩江さんは、日本舞踊の名取であるほか、電子オルガン講師でもあり、『電脳学園』、『サイレントメビウス』といったゲームの作曲を手掛けたりもしています。

あまりにもめざましい活躍だけに、菅浩江さんの2021年の動きも要チェックとなるでしょう。

2.『博物館惑星3歓喜の歌』(菅浩江)のあらすじ

舞台となるのは宇宙空間。

地球の衛星軌道上に、アフロディーテという巨大博物館惑星がありました。

アフロディーテには、世界じゅうのたくさんの美術品や動植物が収蔵されていたのです。

内部には、女神の名前が付けられたセクションもありました。

総合部門のアポロン、音楽、舞台、文芸部門のミューズ、絵画、工芸部門のアテナ、動植物部門のデメテル、など。

こうしたところでは、学芸員による、コンピュータを介した収蔵品の管理が行われていたのです。

さて、新人の自警団員である兵藤健は、そんなアフロディーテにやって来て、アポロンで働く尚美・シャハムと、贋作組織に挑むことになるのでした。

3.『博物館惑星3歓喜の歌』(菅浩江)の感想

『博物館惑星3歓喜の歌』は、自警団員がメインキャラクター、宇宙空間が舞台と、設定自体はふつうの感じでした。

とはいえ、博物館惑星など、独創的な流れに魅せられますね。

兵藤健と尚美・シャハムは、どのように贋作組織と戦っていくのか、必見となるでしょう。

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ノミネートされた第41回日本SF大賞の結果も、実に楽しみです。

4.『博物館惑星3歓喜の歌』(菅浩江)の設定と登場人物

『博物館惑星3歓喜の歌』は、このように、一部の設定やキャラクターが興味深いものでした。

とくに、女神の名前が付けられたセクション、アポロンの尚美・シャハム。

だいたい、「博物館惑星」というタイトル自体、そうとう奇想に満ちた感じがしますからね。

なお、2000年の『永遠の森 博物館惑星』、『博物館惑星2不見の月』に続く第3作ですので、前の2作も、あわせてご覧になってみてはいかがでしょうか。

以上、『博物館惑星3歓喜の歌』について見てきました。

あまりにも豊かな菅浩江さんのイマジネーションに驚嘆させられる内容でしたね。

41回日本SF大賞を受賞することになるのか否か、注視していきたいと思います。

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