立原透耶(たちはらとうや)の経歴|時のきざはしの内容や感想とおすすめ作品一覧

立原透耶の画像

SFファンであれば、絶対に注目せずにはいられないのが、日本SF大賞。

なにしろ、日本でもっともメジャーなSFの賞の1つですからね。

さて、これまでに名作を多数送り出してきた日本SF大賞なのですが、2021年の第41回日本SF大賞の最終候補作が決まり、話題になっていました。

そんななかでも、ここでピックアップしていくのは、立原透耶さん。

立原透耶さんは、『時のきざはし』と「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」によって、日本SF大賞にノミネートされたのですね。

はたして、立原透耶さんとは、どういう経歴の作家だったのでしょうか。

立原透耶さんの『時のきざはし』の内容、感想も見ていきましょう。

ここでは、立原透耶さんのおすすめ作品もご紹介していきますので、ご覧ください。

1.立原透耶の経歴

立原透耶さんは、196928日、大阪府の出身で、20211月現在の年齢は、51歳となっています。

父親は、大阪大学教授だった山本稔さん。

学歴は、奈良県立奈良高校卒業、大阪女子大学学芸学部国文学科卒業、大阪市立大学大学院文学研究科中国語・中国文学専攻修士課程修了でした。

まだ幼稚園に入ってもいなかったころから、図書館でSF小説を読んでいた、SF好きの子供だったという、立原透耶さん。

そのため、影響を受けていき、小学2年生にして、将来は作家になりたいと考えるようになっていったとのこと。

そんな立原透耶さんは、1991年に、『夢売りのたまご』によって、コバルト読者大賞を受賞して、作家としてデビューしました。

以後、立原透耶さんは、SFをはじめ、ファンタジー、ホラーなど、はばひろいジャンルの作品を手掛けてきたのです。

また、王晋康さんなどの中国のSF作品の翻訳でも活躍してきました。

そして、立原透耶さんは、2021年、『時のきざはし』と「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」によって、日本SF大賞にノミネートされたのです。

ちなみに、第41回日本SF大賞にノミネートされた作品としては、立原透耶さんの『時のきざはし』、「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」以外にも、菅浩江さんの『歓喜の歌 博物館惑星』、林譲治さんの『星系出雲の兵站』、野﨑まどさんの『タイタン』、伴名練さん編の『日本SFの臨界点』、そして北野勇作さんの『100文字SF』がありました。

とくに、北野勇作さんは、過去に日本SF大賞の受賞歴がすでにあるため、立原透耶さんがどれだけ戦いを強く進めていくのか、見どころとなることでしょう。

なにはともあれ、立原透耶さんの躍進に期待していきたいですね。

これまでに立原透耶さんが発表してきた作品には、『シャドウ・サークル』、『ダークサイド・ハンター』、『チャイナタウン・ブルース』、『闇の皇子 焔の剣篇』、『聞け、魂の祈りを 彷徨い人の詩』、『ひとり百物語 怪談実話集』などといったものがあります。

2.立原透耶の『時のきざはし』の内容

立原透耶さんの『時のきざはし』は、異色の内容でした。

これは本人が執筆した作品ではなく、中国のSF作品を選んだものだったのですね。

17篇もの作品が集まられていますから、きっと満足することができるのではないでしょうか。

なお、表題作である『時のきざはし』は、滕野さんの作品で、代表作の1つとなっています。

ほか、収録作品は、「太陽に別れを告げる日」、「異域」、「鯨座を見た人」、「沈黙の音節」、「ハインリヒ・バナールの文学的肖像」、「勝利のV」、「七重のSHELL」、「宇宙八景瘋者戯」、「済南の大凧」、「プラチナの結婚指輪」、「超過出産ゲリラ」「地下鉄の驚くべき変容」、「人骨笛」、「餓塔」、「ものがたるロボット」、「落言」でした。

3.立原透耶の『時のきざはし』の感想

立原透耶さんの『時のきざはし』は、量的にも、質的にも、あまりにもボリュームがある内容でした。

さすが第41回日本SF大賞の最終候補作に選ばれた作品だと思いますね。

この作品をキッカケに、中国のSFに親しんでいく読者の方が増えていくのではないでしょうか。

立原透耶さんは、「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」によっても、日本SF大賞にノミネートされていますが、納得ですね。

4.立原透耶のおすすめ作品一覧

おしまいに、他の立原透耶さんのおすすめ作品も見ていきましょう。

ここでは、『三体』をご紹介したいと思います。

これもオリジナルではなく、劉慈欣さんの作品の監修ですが、すごい内容でした。

学者の父親を文化大革命で殺された科学者が、大きなパラボラアンテナのある不可思議な軍事基地にスカウトされ、巨大なプロジェクトが進行していたことを知るというものだったのですね。

『時のきざはし』とともに、こちらもご覧いただければと思います。

立原透耶さんの『時のきざはし』もさることながら、第41回日本SF大賞の最終候補作はみな強力な作品ばかり。

いったい、どれが栄冠に輝くのか、まったく予想できません。

発表の瞬間まで、見逃さないようにしましょう。

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