『キャプテン翼』といえば、説明するまでもなく、日本を代表するサッカー漫画として知られていますよね。
そして、そんな『キャプテン翼』の作者が高橋陽一さんです。
さて、『キャプテン翼』というサッカー漫画の作者にもかかわらず、高橋陽一さんには、ACミランに門前払いされたという、気の毒な過去があったとのこと。
はたして、高橋陽一さんがACミランに門前払いされた理由とは、なんだったのでしょうか。
また、『キャプテン翼』といえば、日本国内だけにとどまることなく、もはや国際的に知られている作品であるだけに、海外での人気についても、調べてみました。
それではさっそく、ご覧ください。
高橋陽一のプロフィール
高橋陽一さんは、1960年7月28日、東京都出身。
現在の年齢は61歳です。
1980年、『週刊少年ジャンプ』に連載した『キャプテン翼』によって、漫画家デビュー。
その後、『キャプテン翼』は、空前の大ヒットとなって、1983年にはアニメ化されることになりました。
また、『キャプテン翼』以外にも、『翔の伝説』、『エース!』、『CHIBI』などといったスポーツものの傑作をたくさん発表しています。
そんな高橋陽一さんは、漫画家以外においても、サッカー関連で活躍していき、南葛シューターズの監督、南葛SCの後援会会長、一般社団法人日本フットゴルフ協会アンバサダーなどを務めていました。
高橋陽一がACミランに門前払いされた理由
このような経歴の持ち主だった、『キャプテン翼』の作者の高橋陽一さん。
しかし、そんな高橋陽一さんには、ACミランに門前払いされたという、おどろくような過去があったのでした。
どうして、あれだけ漫画によって世界に貢献していた人がこういうことになってしまったというのか、なかなか理解できませんよね。
その背景には、いったい、どのような理由があったというのでしょうか。
高橋陽一さんは、ACミランの取材をしようとしたところ、許可が下りず、そのまま門前払いされそうになったとのこと。
ところが、結局のところ、『キャプテン翼』の作者だったとACミランが知ったとたん、一転して、歓迎されるようになったといいます。
それどころか、高橋陽一さんは、ACミランの選手たちからサイン攻めにあったそうです。
こうした経緯を見る限りでは、ACミランは、素性が分からない人物に対してはガードが固く、高橋陽一さんも、『キャプテン翼』の作者だったと判明するまで、そのように扱われたというだけだったのではないでしょうか。
高橋陽一の『キャプテン翼』とは
続いては、高橋陽一さんの代表作である『キャプテン翼』について、見ていきましょう。
『キャプテン翼』は、「ボールは友達」というポリシーを持っている、大空翼が主人公。
概要としては、大空翼がサッカーにおいて活躍する姿、そして成長していくさまが描かれていくことになります。
大空翼は、やがてチームメイトになる若林源三などと出会って、たくさんの戦いを勝ち抜いていって、海外においても活躍していく…というストーリーなのでした。
1981年に連載が始まった『キャプテン翼』の影響力は並々ならぬもので、1983年にアニメが放送されると、日本において一大サッカーブームが到来。
その後、『キャプテン翼』は、1994年から『キャプテン翼 ワールドユース編』、2001年から『キャプテン翼 ROAD TO 2002』、2005年から『キャプテン翼 GOLDEN-23』、2009年から『キャプテン翼 海外激闘編』、そして2013年から『キャプテン翼 ライジングサン』が連載されています。
これから先も、まだまだ『キャプテン翼』のいきおいは止めることができそうにありませんね。
高橋陽一の『キャプテン翼』の海外での人気とは
このように、大変な人気だった高橋陽一さんの『キャプテン翼』。
そして、それは、海外においてもいっしょなのでした。
『キャプテン翼』を読んだことで、世界中の読者がサッカーに夢中になって、スポーツとしてのサッカーの認知度がアップする結果となったのです。
それでは、『キャプテン翼』の海外での人気の理由とは、なんだったのでしょうか。
これは、おそらく、主人公の大空翼が、世界中のサッカー好きの人々にとって、等身大の存在であり、それゆえに親しみやすかったこと。
そして、妙に誇張されていないがゆえに、リアリティーがあって、共感することができたからではないかと思いますね。
日本人であれば、知らない者はいないといっていい、メジャーすぎるサッカー漫画である、『キャプテン翼』。
その作者というだけあって、高橋陽一さんについても、興味は尽きることころがありません。
ACミランに門前払いされた理由といい、『キャプテン翼』の海外での人気といい、よくこれだけ豊富な話題を提供してくれるものです。
ぜひとも、これからも引き続き、そんな高橋陽一さんや『キャプテン翼』のことを応援してまいりましょう。