『キン肉マン』の作者として知られている、漫画家コンビのゆでたまご。
そんなゆでたまごは、吉野家でタダで牛丼を食べられなかったといいます。
おもしろいエピソードですが、どういう理由だったのでしょうね。
また、『キン肉マン』に登場する牛丼音頭と吉野家の旧CMソングは似ていると話題になっていました。
そこで、さっそく、両者を比較してみましょう。
ほか、『キン肉マン』に登場した牛丼店はもともとなか卯だったこと、『キン肉マン』に登場した牛丼店が吉野家に変更された理由についても、調べてみましたので、さっそく、ご覧ください。
もくじ
ゆでたまごが吉野家で牛丼をタダで食べられなかった理由を動画で検証
『キン肉マン』の作者であるゆでたまご(嶋田隆司さんと中井義則さん)には、かなり興味深いエピソードがありました。
それはなんと、吉野家で牛丼をタダで食べられなかったというものだったのですね。
ふつう、吉野家で牛丼をタダで食べられないのは当たり前かと思いますが、そもそも、こういうことが話題になるのには、ちゃんとした理由がありました。
くわしくは後述しますが、『キン肉マン』は、吉野家にある貢献をしていました。
それに対して、ゆでたまごは、吉野家から、ずっと吉野家でタダで食べられるというどんぶりを送られたというのです。
が、嶋田隆司さんは、『トリビアの泉』の企画で、本当なのかどうか、ずっと吉野家でタダで食べられるというどんぶりを持って吉野家を訪問したところ、牛丼をタダで食べることはできなかったのでした。
さて、ゆでたまごが吉野家で牛丼をタダで食べられなかった理由なのですが、よく分かる動画があります。
理由はずばり、そもそもネタだったからでした。
これ自体は、常識的に考えれば納得ですが、ゆでたまごが吉野家で牛丼をタダで食べられるか実験に来たとき、吉野家サイドは事情を知ったうえで眺めていたといいますから、ちょっと気の毒な感じがしてしまいますよね。
ゆでたまご「キン肉マン」の牛丼音頭と吉野家の旧CMソング比較
さて、『キン肉マン』といえば、ある音楽がとても注目されてきました。
それは、『キン肉マン』に登場する牛丼音頭と、吉野家の旧CMソングだったのです。
『キン肉マン』に登場する牛丼音頭と、吉野家の旧CMソングは、似ていると指摘されていたのでした。
実際のところ、両者はどれくらい似ていたのでしょうか。
『キン肉マン』に登場する牛丼音頭は、トリビアの動画冒頭で確認できるとおり、「牛丼一筋300年」というもの。
一方、吉野家の旧CMソングは、「牛丼一筋80年」というものだったのです。
こうやって比較してみると、たしかに、そうとう似ていることが分かりました。
それでは、パクリだったのかと思いきや、『キン肉マン』に登場する牛丼音頭は、吉野家の旧CMソングをネタにしていたものの、曲のほうはまったく違っていたのです。
あくまで、ゆでたまごの、吉野家に対するオマージュだったといえるでしょうね。
漫画「キン肉マン」に登場した牛丼店は当初なか卯だった
『キン肉マン』には吉野家が登場することがよく知られています。
ずばり、キン肉マンが作中で食べている牛丼が吉野家の牛丼だったというわけでした。
しかし、『キン肉マン』に登場した牛丼店は、実は、当初は吉野家ではなく、なか卯だったのですね。
つまり、キン肉マンが作中で食べている牛丼がなか卯の牛丼だったというわけでした。
ところが、そんなキン肉マンが作中で食べている牛丼は、なか卯の牛丼から吉野家の牛丼に変わることとなったのですね。
これには、はたして、どういう理由があったというのか、次で見ていくことにしましょう。
「キン肉マン」の牛丼店が吉野家に変更された理由
キン肉マンが作中で食べている牛丼が、なか卯の牛丼から吉野家の牛丼に変わることとなった理由ですが、そもそも、先述の『キン肉マン』が吉野家にした貢献とは、なんと、吉野家の再建なのでした。
キン肉マンが作中で食べている牛丼は、なか卯の牛丼だったものの、倒産していた吉野家が、『キン肉マン』の力で復活しようと考え、その結果、頼んで変更してもらっていたのです。
まさか、こんな理由で変更されていたとはビックリでした。
そして、これが奏功して、吉野家は再建に成功したとのこと。
こういった経緯であれば、ゆでたまごが、吉野家から、ずっと吉野家でタダで食べられるというどんぶりを送られたのも納得というものでしょうね。
ということで、この記事では、『キン肉マン』と吉野家について、いろいろなことを見てまいりました。
それにしましても、『キン肉マン』の作者であるゆでたまごをめぐっては、ずいぶんおもしろいネタがあったのですね。
このことがキッカケになって、あらためて『キン肉マン』と牛丼について、それぞれ、考えてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたも、『キン肉マン』に対しても、牛丼に対しても、関心が高まってくるに違いありません。